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1/21のMステ
昨日1/21のMステでこんな素敵な企画がありましたね!
VTR企画『アーティストのSNSを徹底調査!』
アーティストが推しているアーティストであったり、交流のあるアーティストなど、音楽のつながりを感じられる素敵な企画でした♪
あいみょんは、DISH//の10周年ライブに参加して楽曲提供した『猫』を。
菅田将暉くんは、石崎ひゅーいくんと自身のライブでコラボした『さよならエレジー』を。
ジャニーズWESTの中間くんは、当時高校生だったAdoちゃんの楽曲を。
出演アーティストだけでなく、話題のアーティストのSNSからも紹介していました。
優里くんの推しアーティスト
この日は優里くんも出演していたので、優里くんと鷹也くん(川崎鷹也くん)が推しているアーティストとして、BAKくんとYO_COちゃんの『パラレルワールド』がしっかり紹介されていました!
BAK『パラレルワールド(前編)』
YO_CO『パラレルワールド(後編)』
もっともっとみんなに知ってほしいと言っていた優里くんがこうやってテレビ番組を通して伝えられる機会があってよかったなと。テレビ離れしているとは言え、やっぱりテレビの反響はある程度あるものなので。
実際、Twitter上では「パラレルワールドめっちゃいい曲!」というコメントを見かけたので、テレビの影響を実感しました。
紹介されることを知らされていなかったBAKくんとYO_COちゃんもリアルタイムでTwitterを更新していて、とてもびっくりしている様子を共有することができました。
パラレルワールドが音楽アプリのリアルタイムランキングで3位に浮上するなど、気になってすぐにサブスクで聴いた方がいたことが分かります。今の時代、サブスクに楽曲があるのは強みですね。
前置きが長くなりましたが…
今日はBAKくんとYO_COちゃんのリリースしている楽曲『パラレルワールド』について語りたいと思いますー!!!
先日の内容はこちら ↓↓↓
「聴いたことありますか?今聴いてほしい!兄妹シンガーの楽曲」
楽曲について
作詞・作曲をCHIMERAZが担当!
https://onmusic.jp/
アーティストはもちろん、BAKくんとYO_COちゃんが担当!
同じ楽曲を男女のバージョン違いで2曲(BAKくんVerとYO_COちゃんVer)でリリースされています。
MVを見ても分かるように、恋愛をテーマに男女それぞれの目線となっています。
”今付き合っている人”と”好きになってしまった別の人”の間で揺れ動く感情が歌詞になっています。
パラレルワールドという言葉について
「parallel」+「world」で直訳すると、「並行する世界」という意味です。
“自分が今生きている世界”と同じ時間軸で並行して存在する”別の世界”のこと
デジタルリリースについて
配信開始日 : 2021年8月31日
配信サービス : https://zula.lnk.to/SnoOeXZL
iTunes Store / Apple Music / Amazon Music Unlimited / AWA / うたパス / KKBOX / Spotify / LINE MUSIC / 楽天MUSIC / YouTube Music、etc…
歌詞考察(自己満感想)
歯ブラシはきっともういっか 泊まりに来なくてもういっか 眠ったままの君に目をやる 洗面台に立っていた 甘えるようなあの君も ごめんね 今更 思い出したりする
→ 「お泊りの時に使っていた歯ブラシをどうするか」「そもそももう泊まりに来なくてもいいか」と自分が取る行動に選択肢があり、自分の中で気持ちの整理がついていないことが分かる歌詞だなと思いました。
そんな曖昧な気持ちを抱きながら、少し離れたところにいる”君”を見ている様子が浮かびます。
「甘えるようなあの”君”」から、今までの思い出の中からふとした日常の中の”君”に対して、いろんな思い出が思い出される。去り際に一気に今までのことを思い出すように、この部分は別れ前を象徴した歌詞になっているなと思いました。
嗚呼 好きになってしまったんだ 嗚呼 君じゃなくて違う人を
→ この部分で”別の人”を好きになってしまったことが分かります。倒置法を用いることで、強調して伝えることができているなと。こんなはずじゃなかった、というようなイメージを伝えているように感じました。
愛とか全部幻で 現実なんてこんなもんでしょ ただこの気持ちがパラレルワールドみたいに 二つに分かれて壊れそうなの
→ このサビ部分はとても良いですよね。
付き合っている人がいるのに、別の人を好きになってしまった。こんな状態になってしまったため、お互いを思い合う「愛」なんて存在しないんでしょ?幻でしょ?と。「現実なんてこんなもんでしょ」と強がっているようにも見えますが、今の状態について自分を正当化しようとしていることが分かる歌詞だと思います。
だけど、”別の人を好きになってしまうのを正当化している気持ち”と、”そんなことはダメだと正そうとしている気持ち”。天使と悪魔のささやきのように2つの考えが頭の中で揺ぎ、どうしたらいいかわからない状態を最後の2行「 ただこの気持ちがパラレルワールドみたいに 二つに分かれて壊れそうなの 」と表現しているのかなと思いました。
おやすみだなんてもういっか スタンプもなくてもういっか 毎日していた癖がまだ 通知が来て開いたって 甘え上手な君なんだよ 送信取り消し何を言いかけたの
→ この部分はすごく今時だなと思いました。一昔前まではない表現ですよね。「スタンプ」「送信取り消し」という言葉からLINEでの連絡であることが分かります。
ここも倒置法ですね。毎日していた「寝る前のおやすみの言葉」や「メッセージのあとにつけていたスタンプ」がまだ癖で残っていて、今はもうしなくてもいいかとふと我に返っているのかなと想像できます。
私個人的には、「送信取り消し何を言いかけたの」がとても共感でき、胸がきゅっとなりました。
手紙やメールは一度相手の手に渡ってしまえば、取り返すことができないし、言いたかったことを取り消すことはできません。
でも、LINEは送信直後であれば、伝えたくて送った内容も「送信取り消し」することができてしまいます。取り消しされた側は何を言いたかったのかわかりませんが、”何かを伝えたかった”ことだけは分かります。
だから、「何を言いかけたの」と問いかけたくなるんですよね。
嗚呼 好きになってしまったから 嗚呼 もう無理だよもう無理なの
→ 別の人を好きになってしまったから、今更もう戻ることはできないんだと、諦めなきゃいけないと訴えているような歌詞だなと思いました。
1番は平然を装って淡々と語っているような歌詞ですが、2番は感情的な部分が歌詞に現れているのではないかなと。1番の状態から変化しているように思います。
恋とか全部幻で 消えちゃう方が楽なのにな 2人が好きとかパラレルワールドみたいに 二つに分かれて壊れてくの
→ 「恋とか全部幻で消えちゃう方が楽なのにな」は、恋愛の苦しさを表した表現だなと思いました。
恋に悩みごとは付き物ですよね。恋したいと思うけれど、苦しい思いをするくらいなら好きにならなきゃよかった、そう後悔することもしばしばあるでしょう。
そんな気持ちを表している歌詞だと思います。
2人の人間を好きでいても良い。2人の人間に対してそれぞれの世界「パラレルワールド」が存在すればと。
そんな風に考えるものの、頭の中でその思いをかき消すようにぐちゃぐちゃな感情で自身の気持ちが乱れていく。そんな様子を「壊れてくの」と表現しているのかなぁと思いました。
君と戻ったら戻らなかったら 天秤にかけてる自分も嫌い 性格も手も目鼻口も 君にしかない わかってる
→ ”付き合っている人のままでいる世界”と”そうじゃない世界”の2つの世界を比較。
性格はもちろん、見た目も違うからこそ、”君”という人間はただ1人しかいない。
頭では分かっているけど、もし縁りを戻したら、戻さずにいたら、、、と考えてしまっている自分が嫌になる。気持ちの整理ができていない自分が嫌いだと。
何が正解なのか分からない恋に対して、正しさを求めてしまう人間らしさ。そんなことを感じました。
愛とか全部幻で 1人のほうがマシなのになあ またこの気持ちがパラレルワールドみたいに 二つに分かれて壊れそうなの 壊れそうなの!!
→ 1番では「 現実なんてこんなもんでしょ 」と強がっているように歌われていましたが、ここでは「1人の方がマシなのになあ」と少し弱くなったような、後悔しているとも受け取れるような歌詞に変化しています。
また、最後の「壊れそうなの」を繰り返す部分。
気分が高揚している様子とリンクして2回目の「壊れそうなの」にぐっときました。
恋とか全部幻で 向き合えたなら違ったのかな 今この気持ちがパラレルワールドみたいに 二つに分かれてわからないの
→ これまで、現実から逃げるように誤魔化したり、こうだったらなと理想論を唱えたりしていた。
だから、もしこの現実ときちんと向き合っていたら、今とは違う結果になっていたのだろうかと問いかけている。
先ほどまでは、2人の人間という”他人”にがいてこその感情でした。
ですが、最後は自分自身がこの現実と向き合っていたらという”自分”が中心となった歌詞に変化しています。
「壊れそう」「壊れていく」「壊れそう」と歌ってきた部分ですが、最後は「わからない」と。
考えても結論が出ない。どうしたらいいのか「わからないの」と締めくくっています。
恋愛の難しさ、恋する人間の心情を考えさせられる歌詞だなと全体を見て思いました。
まとめ
個人的な感想をつらつらと書きました。
改めてじっくりと歌詞を見ながら聴くと一味違って聴くことができますね。
普段は、ひたすら聴いて、音がいい!歌詞が良い!声がいい!と大雑把な感想しか言えないのですが、言葉にして残してみようと思い、今回挑戦してみました。
ただ音楽を聴いて歌声が良い!歌詞が良い!というのは簡単ですが、改めて言葉で伝えようと思うと難しいですね。
まだまだ自分は未熟だなと思い知らされました、、
これからも、少しずつ自分なりの感想を書いていけたらなと思います。
皆さんもぜひ!
BAKくんとYO_COちゃんの楽曲を聴いてみてください!
最新曲の『不言論』もとっても素敵です!!