日本初上演!ディズニーの大ヒットミュージカル『NEWSIES』を観劇してきました!!

タイトル通り、NEWSIES(ニュージーズ)を観劇してきました!!!
もう素晴らしすぎて何からどう語れば良いのかわかりませんが、パワフルで感動する最高のミュージカル作品でした!!

主演のジャックは、ジャニーズ事務所に所属するSixTONES(ストーンズ)の京本大我さんです。
過去にエリザベートなど、ミュージカル作品にも出演経験があります。ミュージカル以外にも2018年に『BOSS CAT』でストレートプレイ作品の主演を務めるなど、舞台の経験もあります。

ヒロインのキャサリンは、元宝塚歌劇団の咲妃みゆさんです。
退団後は、映画や舞台などさまざまな作品に出演されています。2022年には、舞台『千と千尋の神隠し』で千尋の母リンを演じるなど活躍が素晴らしいです。

演出には、『小池修一郎』先生が担っています。
宝塚作品の演出家としてとても有名で、宝塚やミュージカル好がきな人は『小池先生の演出作品』が好きな方も多いですよね。


今回、『ディズニー作品』『小池先生の演出』『ジャニーズ』『元宝塚歌劇団』などなど、チケット争奪戦の要素が詰まったこの作品。案の定、チケットはプレミアムチケットとなり、チケットが手に入らず観に行けなかったという声も多く見かけました。

運良くチケットを手に取ることができて、本当に良かったです。
こんなに素晴らしい作品を生で見ることができたのは、幸せでした。

拙い文章ではありますが、この感動を言葉で残しておこうと思います。


舞台の情報

出演者(主要キャスト)

JACK(ジャック)京本大我(SixTONES)
KATHERINE(キャサリン)咲妃みゆ
CRUTCHIE(クラッチ―)松岡広大
DAVEY(デイヴィ)加藤清史郎
MEDDA(メッダ)霧矢大夢
PULITZER(ピュリツァー)松平健

その他キャスト

その他キャスト増澤ノゾム/桜⼀花/⽯川新太/松澤重雄/
平野亙/瀬野和紀/⽥村雄⼀/鮫島拓⾺/栗⼭絵美/遠⼭さやか
ニュージーズ新井智貴/⼤井新⽣/鯨井未呼⽃/酒井航/清⽔錬/白石拓也/
扇国遼/髙橋慈⽣/⽥中隆雅/中桐聖弥/新原泰佑/畑中竜也/
早川一矢/廣瀬喜一/廣瀬孝輔/廣⽥佳樹/本⽥⼤河/松平和希/
吉⽥倭⼤/⽶澤賢⼈/脇卓史/渡辺崇⼈/鈴木大菜(Swing)
LES(レス)
※トリプルキャスト
生出真太郎/西田理人/ポピエルマレック健太朗

※Swingとは、その作品に出演しているキャストに万が一怪我や病気などがあった場合の代役のこと。作品すべての役に対応するため、全キャストの歌やセリフ、動きを覚える必要がある。

開催日程

日時公演数場所
2021年10月9日~2021年10月30日29公演東京・日生劇場
2021年11月11日~2021年11月17日 10公演大阪・梅田芸術劇場メインホール

作品について

概要

ディズニーの大ヒットミュージカルが
豪華キャスト&新演出版で待望の日本初演!

この度、ディズニーの大ヒットミュージカル『ニュージーズ』を新演出にて日本初演いたします。

本作品はボブ・ツディカーとノニ・ホワイトが脚本を手掛けた同名映画を原作に、ブロードウェイではディズニー・シアトリカル・プロダクションズの製作により初演されました。トニー賞8部門にノミネートされ、最優秀オリジナル楽曲賞を含む2部門を受賞。ドラマ・デスク・アワードでは6部門にノミネート、最優秀音楽賞を含む2部門受賞。ブロードウェイで約2年半の上演期間中、1,004回公演を達成しました。

1899年のニューヨークを舞台に新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の奮闘を描く本作。『美女と野獣』、『アラジン』、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など数々のヒット作を生み出し、アカデミー賞8度の受賞を誇るアラン・メンケンが音楽を、ジャック・フェルドマンが作詞を、そして『ラ・カージュ・オ・フォール』、『トーチソング・トリロジー』で知られ、トニー賞を4度受賞しているハーヴェイ・ファイアスタインが脚本を手掛けた、美しいメロディーと躍動感溢れるダンス・ナンバーが盛りだくさんのミュージカルです。

演出/日本語訳/訳詞を手掛けるのは、『エリザベート』、『モーツァルト!』、『レディ・ベス』、『1789 -バスティーユの恋人たち-』、『ロミオ&ジュリエット』など、多くの大ヒット作を生み続ける日本ミュージカル界の巨匠・小池修一郎。ベテラン小池の手により、本作はこのたび新演出版として生まれ変わります。

INTRODUCTION|ミュージカル『ニュージーズ』

あらすじ

今を懸命に生きる新聞販売少年たちニュージーズの
夢、葛藤、決意が詰まった感動のストーリー

1899年、夏。ニューヨーク。少年・ジャック(京本大我)は、足の不自由な友人クラッチー(松岡広大)と他の孤児やホームレスの新聞販売少年たち“ニュージーズ”と共に暮らし、毎日新聞を売って生活している。ジャックは、いつかニューヨークを出てサンタフェへ行くという夢を抱いているが、現実はその日暮らし。

ある日、ジャックはデイヴィ(加藤清史郎)とその弟レスと出会う。デイヴィとレスは他のニュージーズと異なり、家と家族があるが、父親の失業という事情があってニュージーズに加わったばかり。ジャックは幼いレスを使えば、より多くの新聞を売ることができると考え、協力することにする。その頃、「ワールド」紙のオーナーであるピュリツァー(松平健)は他社より儲けようと、販売価格は据え置きでニュージーズへの新聞卸値を引き上げることを企てていた。

デイヴィとレスと行動を共にするジャックだが、過去の出来事を理由に感化院のスナイダーに追いかけられてしまう。三人が逃げ込んだメッダ(霧矢大夢)の劇場では、その日も素晴らしいショーが繰り広げられる。 翌朝、新聞100部あたり50セントの卸値が、60セントに値上がりしていることを知ったジャックは、自分たちの生活と権利を守るべく、ニュージーズを率いストライキを決行。新聞記者キャサリン(咲妃みゆ)はジャックの姿に心を動かされ、ストライキを追いかけ取材することを決意する。

勝つのは権力者ピュリツァーか、それとも若きニュージーズか。今を懸命に生きる少年たちの未来に待っているものとは——

STORY|ミュージカル『ニュージーズ』

公式サイト

ミュージカル『ニュージーズ』
https://www.tohostage.com/newsies/index.html

YouTubeに本作品の映像が残っているので、ぜひ見てほしいです。
これは東京公演での映像ですが、回数を重ねるごとに作品がさらにパワーアップしていました。大阪公演では、さらにニュージーズたちのパワフルなパフォーマンスを見ることができました。
今回、観劇することができなかった方にもぜひこの素晴らしい作品を見てほしいです。

感想

とにかく、ニュージーズたちのダンスと歌声が圧巻!
パワフルで最高のパフォーマンスでした!

ニュージーズたちには、それぞれセリフがなくても役名がありました。
キャストの皆さんがそれぞれ自分のキャラクターを自分なりに解釈して、ニュージーズの世界で生きていました。そのため、パフォーマンス1つ1つが生き生きしていて、ニュージーズとして団結した時のパワーは素晴らしいものでした。とてもかっこよかったです。

クラシックバレエやタップダンスなど、ニュージーズたちのスキルが高くてとても見応えがありました。バレエの動きのジャンプやターン。動きに華があり、群舞として最高のパフォーマンスでした。群舞の踊りは1人でも動きが乱れていると悪目立ちしてしまいます。ですが、そういったことが全くなくどこで踊っているメンバーを見ても表情が良く、心地よかったです。

キャサリンとジャックの2人のシーンもクスッと笑えたり、キュンとしたり。また、2人の歌も声質が合っていて、聴き心地がとてもよかったです。素敵なハーモニーでした。

今回はジャック役の大我さんを目当てに本作品を観劇しましたが、過去に観劇した際よりもスキルが高まっているように感じました。『エリザベート』や『HARUTO』、『BOSS CAT』等の様々な彼の出演作品をみてきました。今回、『NEWSIES』での歌唱部分の発声や伸びやかさ、セリフの聴き取りやすさ等、どれを聴いても成長していることが分かります。素晴らしかったです。

ジャニーズということもあり舞台上で立っているだけで華がありますが、ニュージーズたちと一緒に踊っているときは、悪目立ちすることなく馴染んていました。ジャックというリーダーの頼もしさはありつつも、周りのニュージーズたちを下っ端に見せない存在感は舞台役者として素敵な良いスキルではないかなと思います。

今後、再演することがあれば必ず見たい作品となりました。
『NEWSIES』という作品だけでなく、出演していたキャスト陣に対しても好印象を受けたので、今後も舞台作品を観劇していきたいなと思います。