ギャンブル漫画の実写化、映画『嘘喰い』を鑑賞!感想をまとめてみました※ネタバレあり

先日、映画『嘘喰い』を映画館で見てきたので感想をブログに残しておこうと思います。主演は流星くん(横浜流星)です。地毛を銀髪に染めて本作品と向き合ったというお話を聞いて、役に対して真摯に向き合う姿が素敵だなと思いました。

作品については原作を知らないので実写化のクオリティ等は分かりませんが、漫画見読者でも楽しめた作品であったので気になる方は見てほしいなと思います。

作品について

公式サイトはこちらです
https://wwws.warnerbros.co.jp/usogui-movie/

公開日

2022年2月11日

原作

迫稔雄(さこ としお)さんのギャンブル漫画『嘘喰い』

2006年~2017年に集英社ヤングジャンプで連載

シリーズ累計で880万部(全49巻)を突破

キャスト

役名キャスト
斑目 貘(まだらめ ばく)横浜流星
梶 隆臣(かじ たかおみ)佐野勇斗
鞍馬蘭子(くらま らんこ)白石麻衣
目蒲鬼郎(めかま きろう)本郷奏多
レオ森崎ウィン
切間創一(きるま そういち)櫻井海音
草波 渉(くさなみ わたる)木村 了
小野寺昌弘(おのでら まさひろ)鶴見辰吾
夜行妃古壱(やこう ひこいち)村上弘明
佐田国一輝(さだくに いっき)三浦翔平

監督

中田秀夫
過去には『リング』や『スマホを落としただけなのに』等の監督をされています。

脚本

江良至
過去には『マンハント』や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』等に携わっています。

大石哲也 
過去には『金田一少年の事件簿』や『無限の住人』等に携わっています。

劇中音楽

fox capture plan 

「現代版ジャズ・ロック”をコンセプトとした情熱的かつクールで新感覚なピアノ・トリオ・バンド」として活躍されているバンドです。

今回の映画以外にも『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー、プリンセス編』の映画音楽であったり、『カルテット(TBS)』のドラマ音楽を手掛けています。

公式サイトはこちら。
https://www.foxcaptureplan.com/

主題歌

B’z「リヴ」

配給

ワーナー・ブラザース映画

感想

あらすじ


嘘を見破れなければ、即死──。天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘が、日本の政財界そして裏社会をも支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”に挑む。待ち受けるのは、賭郎の会員権を所有する一流の権力者にして欲望にまみれた凶悪なイカサマ師たち。嘘 vs 嘘。イカサマも、殺し合いも、なんでもありの≪超危険なデス・ゲーム≫に没入せよ。

— 映画『噓喰い』公式サイト~Introdution~より 

個人的な感想

漫画原作を読まずに映画を見たので結末を知らずに見たことも影響していると思いますが、最後までハラハラドキドキしながら楽しむことができました。

どんな嘘をついて賭けをしているのか。あのキャラクターはどういったイカサマで賭け事に勝っているのか。物語とともに考えながら見る映画はあっという間でした。

「あのセリフはそういうことだったのか!」「あれはそういう意味だったのか」と伏線回収もしっかり行われるので見ていて心地良かったです。

「殺し合いもなんでもあり」とあるように、たまに残酷なシーンも出てきますがそんなに長く描写されているわけではなかったので、苦手でも見ることができました。

獏(流星くん)と梶(勇斗くん)のバディが映画1本を通してとてもよかったです。

獏の「梶ちゃん」呼びも個人的には好みでした。

2人で微笑み合うところは男の友情!って感じで良かったですね。

獏(流星くん)はビジュアルだけでなく、社会を知っているからこその頭の良さのようなものがにじみ出ていて全体を通してかっこよかったです。梶ちゃんがついていきたいと声をかけてきた時も、危険な世界だと知っているからこそ一度は「このお金でやり直しな」と突き放す。あのシーンはとてもよかったですね。しっかりと考えたうえでの判断。カッコ良い

梶ちゃん(勇斗くん)、良いキャラでしたね。周りのキャラクターがギャンブラーなので特殊な雰囲気の中、唯一普通の人として登場する彼。行動や発言が共感できるものばかりでした。

あと、梶が初めてギャンブルで手に入れたお金。それを高級ホテルで散財して使うというシーンは、一度はやってみたい贅沢だよな~と思いながらも、やっぱり人は余剰のお金は無駄な遊びに使ってしまうのだなと思いました。
でも、そのあとの「なんか違うんだよな」と身の丈に合わない遊び/お金の使い方をすることで得るものもあると教えてくれました。やっぱり行動しないよりは行動して経験することが大切なんですね。

蘭子(麻衣ちゃん)は時折乙女になるところが美しくて可愛かったです。口調がキツイからこそのギャップが良かった、、。また、獏に対して協力的なところが物語を大きく支えてくれているなと思いました。

目蒲(奏多くん)は、ちょっとずる賢いところがいい味を出しているなと思いました。中立の立場でいなければいけないのに、私情を入れてしまったがために悪い方向へ。欲を出すと良くないなと思わせてくれるキャラクターでした。

佐田国(翔平さん)は、威厳があるというか。ダンディな声にやられました。普段の翔平さんの声とは違って低い声だったので、びっくりしました。また、過去に火事にあったこともありいろいろと抱えている役だったので、最後の最後までどういった人物なんだろうと興味を持ったキャラクターでした。

ギャンブルには興味がある方ではないのですが、映画としては見やすかったです。

まだ公開している映画館もあるので、気になるな~という方はぜひ見に行ってみてください~!!

本日はここまで!